捨てることで楽になれるのならば

捨てましょう。思い出も。感情も。
それが出来ないのならば広げましょう。その傷を。痛みを忘れる前に。弱い自分が完治してしまう前に。
自己嫌悪で勝手に傷付いて、誰の所為にも出来ないから自分を責めて。
何が正しいかなんて分かるはずもなくて、ただ眼を閉じて暗闇に落ちる。

明日はもっと上手く生きてみせるから　無理だってわかっていて、理想並べて。
自己満足　だってそうでしょう。実現する気なんてさらさら無いんだ。

正しいことなんて何もなくて、目を開けて朝を迎える。

捨てられないんでしょう。思い出も。感情も。
だから触れてしまうんでしょう。その傷を。痛みを忘れるように。弱い自分を愛せるように。

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難しいね。想いも。願いも。