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読書感想文

どうも ゆあさです。
今日は昨日購入した小説の感想を描こうと思います。
読書感想文は夏休みの宿題で一番苦手な分野でした。。『数学と理科は好きですが、国語(と英語)はどうも駄目で嫌いでした(ロストワンの号哭/Neru より抜粋)』国語は好き。漢字がダメだった・・・


今回読んだのは・・・こちら

龍のすむ家 / クリス・ダレーシー(訳:三辺律子)


小学生向けですが、大人でも十分楽しめる内容でした。
あらすじとしては、デービットという大学生(20歳・男性)が下宿先に選んだペニーケルト家。募集条件に「子供とネコと龍が好きな方に限ります」と有りましたが問題無しと彼はそこに住む事にします。
デービットとペニーケルト親子そして『龍』を巡って綴られるファンタジーです。


ペニーケルト家には母親の「エリザベス(愛称リズ)」と「ルーシー(愛称ルース)」の二人が暮らしていてルーシーは10歳の小学生、リズは母親であり陶芸家というんだから素敵ですね。
「龍は?」と聞かれそうですね・・・龍は居ます。確かに居ます。それも沢山(!)。何と陶器の龍だったのです(リズお手製!)。リズもルーシーも龍が大好きみたいです。そしてそれぞれが『特別な龍』を持っています。特別って聞くとわくわくしますよね。ドキドキしますよね。
ペニーケルト家に越してきたデービットも『特別な龍』をリズに貰います。羨ましい・・・。
1体1体表情が全部違うんですよね・・・素敵・・・デービットが貰った龍は右手に鉛筆(端を齧っている。可愛い←)左手にノート ととてもユニーク。『物語を描く龍』だそうです。
特別な龍は内側に炎を宿していて、悲しませてはしけないらしいです。うん、深い。。


ルーシーはリスが大好きで全部に名前を付けちゃうような女の子です。
物語はリスを中心に回っていくような感じもします。お隣さんのベーコンさんがリスが大嫌いだとか。。
デービットがリスの物語を描くようになってから(ルーシーにお願いされて)不思議な事連発でハラハラでした。
大きいカラスが出てきたり、罠を仕掛けたり・・・まるで冒険((
リスを通してデービットに春が来て終盤にはリア充になってたり・・・


最後はもう本当感動でしたね。。デービットの龍の炎が・・・消えてしまったんです・・・再び灯す為に過去にさかのぼって(リズの『炎の涙』のお話)最後の本物の龍を姿を見て(想像だけど)・・・自分の龍に再び炎をともしました。まさに感動。
『龍と共に炎となれ そして共に水となるのだ』
これが龍の炎を再び灯す大事な事みたいです。なんて素敵・・・!!



笑える所もあるけど感動もあるし、デービットが書く物語を通して友情の大切さを再確認したり・・・本当に年齢問わずお勧めしたい小説でした・・・!!
そして感想文が相変わらずグダグダだなーと思いました(汗
本当文章力を問われるわ・・・
私、感想とか言葉で表せない人みたいです。読み終わった後は高揚感とかいろんな感情が体の中に満ちていて凄く幸せな気持ちになります(たとえBAT ENDでも・・・)。


さて・・・次は何を読もうかな。取り敢えず『BEATLESS』だな。